住宅ローンのシミュレーション
様々な計算
住宅ローンのシミュレーションは、色々な条件や種類の計算が出来る非常に便利なものが最近ではインターネット上で探せるようになっています。さて、その住宅ローンのシミュレーションですが、例えばどんな種類の計算を行ってくれるのでしょうか。
一番スタンダードな返済額に関しても、元金均等返済と元利均等返済両方をカバーしているのは言うに及ばず、同一サイトやソフトで月々の返済金額を設定して、可能な借入額を計算させることができるものもあります。
住宅ローンを返済していく中で起こりうるのが繰り上げ返済や借り換えですが、その部分のシミュレーションが出来るものもあります。繰り上げ返済に関しては返済額軽減型と返済回数軽減型を同時に計算してくれるものもあります。
また、住宅ローンを組むという決意の前段として、賃貸に済み続けた場合と住宅を購入し住宅ローンを支払っていく場合のシミュレーションをしてくれるものもあります。もちローン計算上の数字は実際とは違いますが、事前のシミュレーション無しでローンを考えるよりは何十倍・何百倍もしっかりとした人生設計が出来るはずです。
数々の住宅ローンのシミュレーション、同じ内容の計算が出来るサイトがたくさんありますので、複数サイトで同じ計算を行い、出た金額に大きな誤差が無いか確かめたりということにも使えます。
住宅ローンのシミュレーションで早期の繰り上げ返済のメリットを感じる
住宅ローンを支払い中、思いのほか収入に余裕が出来た場合などにはシミュレーションで繰り上げ返済をした場合の予想をしてみてください。最終的に支払うお金が少なくなることで、得をすることが認識できると思います。繰り上げ返済分の支払い金は元金の支払いに充足されますから、住宅ローンは早い段階で繰り上げ返済を行うほど、支払い総額の軽減の度合いは多くなります。実際の金額でシミュレーションした結果で比較してみましょう。
住宅ローンの借り入れ額が1000万円、年利3%、35年返済(元利均等返済)で、1年後に100万円を繰り上げ返済すると、最終的に161万円も利息が軽減されるというシミュレーションの結果が出ます。同じ金額での住宅ローンで、10年後に同じ内容で繰り上げ返済すると、軽減される利息は97万円というシミュレーションの結果が出ます。その差は63万円、住宅ローンの総額からすると小さい金額に考えてしまいがちですが、馬鹿になりません。繰り上げ返済は早い時期に行うほど得をする、ということがこのようにシミュレーションで確認することが出来ます。
ちなみに、今回シミュレーションの数字を載せたものは支払い期間を短縮する方式の繰り上
げ返済です。期間を変えずに毎月の支払額を下げる方式では、上記ほどの支払い利息軽減にはならないことを付け加えておきます。
元金均等返済
住宅ローンのシミュレーションを試みるとき、該当のサイトやソフトを見ると元金均等返済と、元利均等返済という言葉を必ず目にすると思います。ここではこの2つのうち前者、住宅ローンのシミュレーションを行う上での必須知識である元金均等返済について、ご説明したいと思います。
住宅ローンのシミュレーションで必ず元金均等返済と元利金等返済という言葉が出てくるのは、住宅ローンの支払い方に2種類の方法があることを示しています。
住宅ローンの月々の支払いは、ローンの利息部分と元金部分から構成されます。そのうち、元金部分を固定して、支払っていくのが元金均等返済という方法になります。元金が支払われるにつれて利息は減っていきますから、支払いが進むにつれて月々の総支払額は減っていきます。月々の総支払額を固定する元利金等返済に対して元金の支払いが多くなるため、同じ借り入れ金額で比較すると利息の支払額が少なくなるというメリットがあります。
しかし、この元金均等返済では初期の支払額が大きくなりますので、住宅ローンのシミュレーションでしっかり試算して、元金均等返済で余裕のある返済計画が立てられるか充分に推敲する必要があります。
住宅ローンの控除シミュレーション
住宅ローンの控除のシミュレーションについてお話しましょう。住宅ローンの返済は決して楽なものではありません。そんな人にとって助けになるのが、住宅ローンの控除です。
住宅ローンの控除とは、年末に残っている住宅ローンの残高に応じて所得税の還付が行われるというものです。この制度は還付金額の割合が条件によって細かく分けられているのですが、シミュレーションできるサイトやソフトを見つければ、比較的簡単に試算をすることができます。当然ですが、現在の借入金額、または希望・予想する借入金額を把握しておくことが前提です。
住宅ローンの控除シミュレーションを行う上で注意しなければいけない点は、還付金額はその年の所得税の総額を超えることはないというところです。シミュレーション上の数字のみを信用して皮算用すると、がっかりすることになりかねません。なるべくシミュレーションの結果の精度を上げたいのであれば、複数の異なるシミュレーションを行って結果をすり合わせていくのも良いでしょう。
住宅ローンのシミュレーションをExcelで
住宅ローンのシミュレーションは、Excelの関数を駆使して行う方法もあります。
Excelには非常に多くの関数がありますが、住宅ローンの返済の元利均等返済であれば、PMTという関数を使うことでシミュレーションを行うことが出来ます。残念ながらExcelには元金均等返済のシミュレーションを行う関数は無いのですが、元金均等返済では毎月の元金支払額は一定ですので、それに支払い前の残高から割り出した利率を足していけば元金均等返済のシミュレーションも可能です。
財務に関する関数は色々ありますので、組み合わせによって例えば繰り上げ返済といった住宅ローンの色々なシミュレーションをExcelで行うことは可能ですが、Excelの関数を使いこなすのも技術がいります。インターネット上で関数や数式、マクロなどの出来上がったものを紹介してくれているサイトや、Excelで作られた住宅ローンのシミュレーションソフトを無償で提供してくれるサイトもあります。そういったものを利用するのも良いやり方です。
ただし、無償提供されているものに関しては、いずれにしても100%の精度や信用を置くことはやめましょう。計算を盲信して取り返しのつかないことになっても誰も責任を取ってはくれないからです。
シミュレーションから導く住宅ローンに関する色々な試算
シミュレーションできるサイトやソフトを使って試算することができる住宅ローンについての予測は、実に色々な角度から住宅ローン返済を考えられる良い材料となります。
シミュレーションできる住宅ローンの支払いは、総借入れ額と年数から割り出されるものに及びません。月々これくらいの返済で可能な借入れ額はいくらか、また年収がこれくらいだと何年のローンで最大是くらいまで借入れできるなど、色々な視点から住宅ローン借入れ時の予測を立てることが可能です。
シミュレーションの種類はサイトやソフトによって違うので、住宅ローンに関するサイトなどを色々と探してみて、自分に合うものを使うと良いでしょう。シミュレーションできるようなサイトには、少なからず住宅ローンについての役に立つ情報が載っているものですから、合わせて情報収集もできます。一生ものとなる住宅購入ですから、充分に情報を集めて損はありませんので、できるだけ多くのサイトを見ることをお勧めします。
労働金庫の場合のシミュレーション
住宅ローンのシミュレーションは、労働金庫のホームページからも行うことが出来ます。ここでは住宅ローンのシミュレーションが出来るホームページの中でも、中央労働金庫のものをご紹介したいと思います。
労働金庫は労働組合などの出資からなる金融機関ですが、その労働金庫も住宅ローンの貸付を行っています。組合員はローンの金利について優遇されるような制度もあります。中央労働金庫のホームページでは、住宅ローンの返済や繰り上げ返済についてのシミュレーションを行うことが出来ます。ホームページ上で色々なタイプでの中央労働金庫の住宅ローンの金利を確認しながらシミュレーションを行えますので、大変参考になります。
ただし、中央労働金庫のホームページでは元利均等返済についてのみシミュレーションが出来ますので、元金均等返済のシミュレーションについてはホームページの金利を参考にして別のシミュレーションを用いて試算する必要があります。
りそな銀行のホームページでのシミュレーション
りそな銀行のHPでは住宅ローンに関する様々なシミュレーションをすることができます。りそな銀行のHP上の住宅ローンシミュレーションは、借り入れ・借り替え・繰上げ返済などどの種類のものについても使いやすく分かりやすいので、単純なシュミレーターとして使うこともお勧めできますが、せっかくりそな銀行という住宅ローン取扱い金融期間のHPを閲覧するのですから、シミュレーションと共に金利の確認もしておくと良いでしょう。
住宅ローンの金利に関してりそな銀行の取扱で特徴的なものは、ミックス金利と言うものです。簡単に言えば二口の契約を合わせて一口という形にするもので、変動金利のメリットを活かせるプランとリスクの少ない金利固定期間の長いプランを組み合わせることによりリスクをより低く抑えると言った使い方のできる契約方法となっています。
一点残念なことは、先に上げたりそな銀行のミックス金利の住宅ローンの返済シミュレーションは、HP上ではできないということです。この場合はエクセルを用いて自分で計算式をいれこんで試算するといった方法が必要となるでしょう。
2つのりそな銀行の住宅ローンシミュレーション
りそな銀行は住宅ローンの取扱いをしている金融機関のひとつですが、ホームページ上でシミュレーションをしようと思い、インターネットの検索エンジンで「りそな銀行」と入れると、2つのりそな銀行が出てくると思います。
その2つとはりそな銀行と埼玉りそな銀行で、見て分かるとおり同じグループの銀行です。さて、それではこの2つのホームページからそれぞれ住宅ローンのシミュレーションをしようとしたら、違いがあるのでしょうか?
実際2つのホームページを見てみると分かるのですが、住宅ローンについてのページはまったく同じ構成になっています。当然、どちらのりそな銀行のホームページでも同じ内容の住宅ローンシミュレーションが行えます。
ですから、万が一自分が借り入れを考えている方ではないりそな銀行のホームページで住宅ローンのシミュレーションを行ってしまったとしても、問題はありません。ただし、ご相談やご契約先はお間違えないように。
元金均等方式は、お得か?
住宅ローン返済において、元金均等方式は元利均等方式に比べて支払い利息の総額が安くすむことは、数々のサイト上から試せるシミュレーションの結果からも導き出せます。では、住宅ローンにおいて元金均等方式はいつの時点でも元利均等方式よりもお得と言えるのでしょうか?この答えはひとつのシミュレーションだけで答えを出すには総計であると言えます。
例えば住宅ローンの支払いについて、元金均等と元利金等それぞれについて通常の返済に関してと、税金の控除についてのシミュレーションを合わせて行い、初年度の利息等について考えてみましょう。例えば1000万円の借入で金利2%、借入期間10年の場合に、1年目の支払い利息は元金均等で190834円、元利均等で191665円となり、831円の差額が出ます。そして今度は控除額を見てみると、元金均等で90000円が減税、元利均等で90870円が現在となります。つまり、この条件で見ると実は元利金等方式のほうが39円利息負担が少ないと言う結果になるのです。
例えば他にも繰上げ返済のタイミングによっても、支払利息の部分は変わってきます。住宅ローンのサイトなどで元金均等のほうがお得であると書いてあるのは、一般的にまっとうな事実なのですが、一歩踏み込んだシミュレーションを行うことで違う面から見えてくることがあることは、ここに挙げた例でお分かり頂けたでしょうか?
JAバンクのホームページから住宅ローンの返済シミュレーション
住宅ローンの返済についてのシミュレーションは、様々なサイトから行うことができます。ここでは、比較的簡略で使いやすいJAバンクのサイトから使用できる住宅ローンの返済シミュレーションを、順を追って実際の数字を入れた場合の結果も含めてご紹介したいと思います。
まずは検索エンジンなどを利用して、JAバンクのHPにアクセスします。各種ローンという項目から住宅ローンのシミュレーションに飛べるようになっています。JAバンクの住宅ローン金利はシミュレーション上では確認できませんから、直接問い合わせた数字か予測金利をあらかじめ確定させておきます。シミュレーションでは借入総額・内ボーナス返済分・借入期間・金利・誕生月・借入時期を入力することで、月々の返済額や残高推移が表示されます。間違った数字を入れると入力エラーの表示が画面に出ますから、安心です。
上のシミュレーションで1000万借入、内ボーナスでの返済が200万、金利3.5%の35年ローンと入力すると、結果は通常月33063円の返済、ボーナス月82841円の返済という結果が出てきます。
興味を持たれた方は、実際にJAバンクのホームページから同様のシミュレーションをしてみてください。
横浜銀行のホームページから住宅ローンのシミュレーション
横浜銀行をご利用の方も、そうでない方も、住宅ローンをお考えの方は一度ホームページを見て見てください。シミュレーションも行えるようになっているので、横浜銀行の実際の金利を参照しながら住宅ローンのシミュレーションを行うことができます。
横浜銀行のホームページから利用できる住宅ローンについてのシミュレーションは、借入金額からの返済額・収入からの可能借入額・毎月の返済額からの借入金額の3つが試算できるようになっています。ちなみに、他の多くのいホームページと異なり、「借入れ」「シミュレーション」という言葉は使わず「○○円借りたら月にいくら返済するの?」というような書き方で表示されているので、見落とさないようにしてください。
シミュレーション自体は簡素なものですが、面倒くさい入力はそれほど無く、合わせて横浜銀行の住宅ローンの金利を確認しながらシミュレーションできるのが良いところだと思います。
住宅ローンのシミュレーションで元利均等返済時のリスクを回避
住宅ローンのシミュレーションはぎりぎりの返済額を割り出すだけでなく、リスク回避の為にも利用したいものです。ここではシミュレーションであらかじめ把握しておきたい元利均等方式でのリスクについてお話したいと思います。
住宅ローンのシミュレーションで元利均等方式で金利の設定が自由にでき、なおかつ任意の年数経過後の金利を設定できるようなものを選んで、金利上昇時の予測をシミュレーションしましょう。金利をあれこれいじると、支払利息が月々の返済額と同じくなってしまう試算がでる場合があると思います。この状態よりもさらに金利を挙げると、支払利息が返済額を超えてしまい、未払い利息が発生してしまいます。つまり、利息を払い続け元金が一向に減らない状態になってしまうのです。現行の金利の流れでは十分に考えられる事態なのです。
こういった事態を避けるためにも、住宅ローンのシミュレーションでは、特に元利均等においては金利を多めに設定した試算をして、将来金利が上がっても先に挙げた未払い利息が発生しないような無理の無い返済計画を考えることが大事です。特定年数固定金利のプランなどもこのリスクを回避する上で考慮に入れていく必要があるでしょう。
新生銀行の住宅ローン:トータルコストのシュミレーション
新生銀行のホームページからも、住宅ローンのシュミレーションは行えます。新生銀行のホームページで利用できる住宅ローンのシュミレーションは、新規借り入れ、借り換え、繰上げ返済と、十分にニーズをカバーしているといえるでしょう。新生銀行のホームページ上で注目したいのは、先にあげた住宅ローンのシュミレーションばかりではありません。
新生銀行は、住宅ローンにおいて他行との差別化として色々な諸費用をサービスする方向で売り出しを行っています。目先の金利部分ではなくトータルコストが安くなりますよ、という事例をホームページ上でシュミレーションして宣伝しています。
新生銀行の住宅ローンにおいて具体的にサービスされるのは住宅ローンにつきものである団体信用保険料と保証料で、これがあるなしでは金利の微差よりも多くの恩恵を受けられることが新生銀行のHPで示されるシュミレーションで具体的にわかります。
新生銀行のホームページで具体的にこの部分を確認すると、新生銀行での借り入れを考えていない人にとってもトータルコストで考える重要性が認識できると思います。
エクセルなどで段階金利に対応したものを活用しよう
住宅ローンのシュミレーションの中には、エクセルのものやホームページ上で試算が行えるものなど色々ありますが、或る期間に住宅金融公庫から借り入れを行った人は、段階金利に対応した住宅ローンのシュミレーションソフトで試算を行う必要があります。
段階金利とは昭和57年から平成17年まで住宅金融公庫で採用されていた方式で、10年目までの基準金利に対し、11年目以降の金利が上昇するものを言います。ですから、この契約の人が住宅ローンのシュミレーションを行う場合には、エクセルやサイトなどで11年目以降の金利を変えて試算できるものを探す必要があるのです。
11年目以降の段階金利は4%程度の金利が設定されていることが多く、民間金融機関の固定金利もので住宅ローンのシュミレーションを行うと、エクセルにしてもサイト上のものにしても結果は同じですが、現状の段階金利での契約に対して支払い総額で得をするという試算が出る可能性が大いにあります。
現状、段階金利での契約をしている人は返済金額のシュミレーションと共に、借り換えのシュミレーションをして自分にとってどういった選択が得かを把握しておくことが大事です。
残高推移の分かるシュミレーション
住宅ローンについては新規借り入れから借り換えまで様々なシチュエーションに対応した試算が出来るものがありますが、月々の返済額に関しては残高の推移がわかるシュミレーションであれば、通常よりもさらに踏み込んだ将来設計を考えることが出来ます。
住宅ローンにおいて残高推移のわかるシュミレーションを使用したとき、例えば子供の教育資金が必要な年に残高がいくらで、月々の返済がいくらだから元金据え置き返済で乗り切ろう、といった計画を考えることが出来ます。また、定年後も返済が残るような場合には残高と月々の支払い予想から借り入れ金額自体を見直すこともあるかもしれません。
住宅ローンの返済では、人生の節目を時系列でリアルに確認しながら計画を立てることが出来る、残高推移表示のあるシュミレーションを使うことをお勧めします。
住宅ローン、比較をした上でシミュレーションができるサイト
住宅ローンについて一番注目すべき部分はやはり金利でしょう。取扱の各機関が様々な金利・特典を出してくる中、きっちり比較をした上で借入・返済についてシミュレーションしていかなければなりません。住宅ローンの金利が比較しやすく並べられ、かつ機関によってはリンクをたどってすぐにシミュレーションも行えるという便利なサイトをひとつご紹介します。
「住宅ローン金利比較シミュレーション」というサイトは、住宅ローンについての様々な情報・知識を紹介するだけでなく、短期固定・長期固定金利それぞれのタイプの住宅ローンについて比較ができるページを設けています。
長期固定金利のローンについては、条件が近しく金利の部分で差が分かりやすいフラット35について金利の安い順に並べた表を参照することができます。そのページに紹介のある住宅ローン取扱機関についてはリンクが貼ってものがあるので、すぐにHP上で確認とシミュレーションができます。
このページは住宅ローンの比較と知識習得に大変役立つと思いますが、比較で紹介されている機関の数が少ないのが少し残念です。いずれにしてもシミュレーションや比較を行う際には是非、一度ご参照下さい。
ローンを組む際に反映されない?住宅ローンの収入合算でのシミュレーションは意味があるのか?
ローンを組む段階での借入条件で、借入可能額は収入が多いほど高くなります。住宅ローンにおいてもそれは同様で、借入可能額は現在の収入からシミュレーションされます。さて、もしも共働きで収入を得ている家庭の場合、ローンの借入額や住宅ローンの返済計画などを夫婦合算でシミュレーションしても、それは審査段階で絵に描いた餅になってしまうのでしょうか?
共働きの多い昨今、そんなことでは実情に即しているとは言えません。住宅ローンにおいて融資可能額の算出は、基本的に夫婦や家族の収入を合算したもので行うこともできます。民間の金融機関においては、合算する人の収入の半分を合算することが可能な場合が多いです。実現不可能と思われるローン返済のプランも、合算で収入を計算しなおして住宅ローン取扱機関のサイトなどで可能融資額のシミュレーションを行えば、結果は変わるかもしれません。
ただし、合算には血縁又は夫婦関係であることや、連帯債務者になるといった条件がついてきますので、その部分はしっかり把握しておくようにしましょう。
埼玉りそな銀行の住宅ローンシミュレーション
埼玉りそな銀行はその名の通り、りそな銀行と同じりそなグループの銀行ですが、住宅ローンや、ホームページ上でのシミュレーションはどのようになっているでしょうか?
実は、埼玉りそな銀行のホームページを実際に見ると分かることなのですが、住宅ローンの金利等条件やシミュレーションはりそな銀行と同内容になっています。したがって、りそな銀行を確認しても埼玉りそな銀行を確認しても住宅ローンのシミュレーションは同じ結果が出るということになります。
したがってどちらのサイトを見るにしても同じ事が言えるのですが、埼玉りそな銀行のホームページには住宅ローン早見案内版というものがあり、毎月の返済額や借り換えについてのシミュレーションだけでなく、住宅ローンに関する知識・情報をたくさん仕入れることができます。
ここまでりそな銀行と同じ、というくくりで埼玉りそな銀行を書いてきましたが、事実上国有化されたりそなグループの中では唯一の優良行とされていますので、そのあたりは考慮する必要があるでしょう.
福岡銀行のHPから住宅ローンシミュレーション
福岡を拠点とする地方銀行の福岡銀行のHPからも、住宅ローンの商品案内の閲覧や借り入れに関するシミュレーション利用することができます。福岡銀行のHPから利用できる住宅ローンのシミュレーションは、非常に簡単に使えるものになっていて、福岡銀行で借りたらどうなるか、という予測をおおまか知るのには手軽で便利なものになっています。
福岡銀行のHPから利用できる住宅ローンのシミュレーションは、借り入れ希望金額・ボーナス時の返済額・借り入れ期間の入力のみで契約内容(金利タイプ)別の試算が表示されます。このあたりは非常に使い勝手がよいのですが、注意点が2つあります。ひとつは借り入れ条件に適合してなくても試算が可能なため、実際の借り入れの可否までは判断できないこと、もうひとつは優遇金利での試算が表示されるため、優遇金利が摘要されない場合のシミュレーションができないことです。
優遇金利が適用されない場合のシミュレーションをする場合は、金利が任意入力できるシミュレーションを利用する必要があります。
エクセルを利用したシミュレーションソフトが多い住宅ローンの返済予測
エクセルと言えば知らない人もいまや少ないでしょう、世界で一番有名な表計算ソフトです。そのエクセルを使用したシミュレーションソフトが非常に多いのが、住宅ローンの返済予測のものです。
エクセルではない場合のシミュレーションソフトは、住宅ローン関連のものではWEB上で計算・表示を行うものがほとんどです。ダウンロードできるタイプのソフトは、ほとんどがエクセルで作成されたシミュレーションソフトになります。
住宅ローンの返済予測にエクセルが使われることが多いのは、ローンの支払いを金利などを含めて自動的に計算してくれる計算式が用意されていることと、作り手側も使用者も操作を知っている人の数がダントツに多いことが理由だと思われます。たいていは計算式をいじられないよう保護がされていたり、計算式自体が見られないようになっていますが、そのあたりがオープンなものをダウンロードできれば、自分で加工して自分にあったシミュレーションに作り変えることも可能です。
逆の発想をすれば、もしもエクセルに触れたことが無い人はこの機会に基本だけでも覚えれば、後々きっと役に立つことがあると思いますので、シミュレーションソフトを使うためだけにエクセルを勉強したとしても、損は無いと思います。
変動金利を詳細にシミュレーションするには?
住宅ローンのなかでも、変動金利についてのシミュレーションは、詳細に行うのは難しいものです。住宅ローンの現状は、特約固定という変形型の変動金利の商品が多く契約されているようですが、どちらにしても変動金利部分のシミュレーションは必要になってきます。
なぜ住宅ローンにおいて変動金利のシミュレーションが難しいかというと、ひとつはとうぜんですが未来を完璧には予測できないからです。もうひとつは、金利の見直しが半年であるのに対して、なかなかそこまで細かく設定できるシミュレーションが無いからです。ましてや手計算では途方も無い時間がかかることは想像にかたくありません。
そこでひとつの方法として、有料でファイナンシャルプランナーにシミュレーションを依頼するという方法もあります。例えばインターネット上で申し込みが可能なもので、5000円で物価上昇と金利上昇を予測し、1年ごとに金利変化を試算した詳細なシミュレーション結果を提供してくれるものがあります。
変動金利でなるべくきっちりとした予測が欲しいという人は、有料のものを利用するのも選択肢の一つだと思います。
みずほ銀行とみずほ信託銀行
住宅ローンのシミュレーション、住宅購入をお考えの人なら色々なサイトから試していることでしょう。中でも注目したいのはやはり大手都市銀行、みずほ銀行もそのひとつです。そのホームページでは他行に比べても丁寧な作りであると言える住宅ローンのシミュレーションを利用できます。シミュレーションに際しては、現在の各タイプの金利を確認しながら返済計画を構築することができるようになっています。
さて、住宅ローンのシミュレーションができるみずほ銀行のサイトは、もうひとつあります。それが、おなじグループであるみずほ信託銀行のホームページです。ただし、同じみずほとしてみずほ銀行のホームページからもたどっては行けますが、みずほ信託銀行には独自の住宅ローン商品が存在します。商品内容・融資条件・金利・優遇条件などは改めてしっかり確認する必要があります。さて、肝心の住宅ローンシミュレーションですが、メンテナンス中の為みずほ信託銀行のホームページ上のものは残念ながら現在利用できません。
ですから今のところは金利を把握しておいて、せめて同グループのみずほ銀行のホームページででも、シミュレーションをやるより他にありません。リンクで簡単に飛べるので、さほど苦にはならないでしょう。